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良い香りが害になる?「香害」が与える影響力

柔軟剤の香りが体調不良の原因に?


昨今、香りが長続きする高残香型の柔軟剤製品が増えています。いい香りを持続させてくれる柔軟剤は、テレビCMでもたくさん流れており、一般的には「良いイメージ」があるかもしれません。好きな香りを嗅ぐことで、気分を良くなったり、リラックスしたり、幸福感を得られたりした経験がある方も多いでしょう。

しかし、香りの感じ方には個人差が大きく出てしまうというのが、難しい問題です。

香りは、脳にスピーディに届く感覚であり、生命維持への判断と直結しているため「不快なニオイ」だと脳が判断するとニオイだけで体調が悪くなることがあります。

学校で起こった『香害』のおはなし

スーツを着ている男性
学校のとある先生は、センスの良い年配の男性で、いつも高級ブランドの香水を身にまとい、髪型から靴までとてもおしゃれでしたが、ひとつ大きな問題がありました。

その先生の身にまとう香水のニオイが強すぎて、体調が悪くなってしまう学生がたくさんいました。学生たちは、「香水のニオイが強すぎて、授業に集中できないし、具合も悪くなってしまう」ということを何度も伝えましたが、その先生は、ご自身の加齢臭とワキガ臭を気にしていて、香水をつけることをやめられませんでした。以前、学生に「くさい」と言われてしまったことがきっかけになり、体臭を気にして香水をつけるようになったのです。

暑い日などは、ニオイがこもりやすく、香水のニオイも増します。学生たちは、その教師に何度となく香水のニオイを控えて欲しいと訴えましたが、改善されることはありませんでした。香水の芳香は、慣れてしまうと自分では感じづらくなるという側面があり、このような悲劇が起こりました。先生と生徒の間には、ニオイによって心の距離ができてしまったのです。

『香害』被害の実態

近年、生活空間において“香り”を楽しむことがブームとなっており、高残香性の衣料用柔軟仕上げ剤や香り付けを目的とする加香剤商品の市場規模が拡大している。それに伴い、これら生活用品の使用に起因する危害情報も含めた相談件数が急増しており、呼吸器障害をはじめ、頭痛や吐き気等の体調不良が危害内容として報告されている。
日本毒性学会学術年会より

日本の「香害」被害者は推定1000万人程度で、「香害先進国」アメリカの後を追っているような状況になっています。「潜在患者」を含む化学物質過敏症の疑いが濃い人は550万人(6年前に実施された大規模な疫学調査の結果)にもなるといいます。

柔軟剤のニオイが原因になり、学校へ通えなくなってしまったり仕事ができなくなってしまう…これらは、我慢でどうにかなる問題ではありません。体調不良に苦しみながら、ニオイという改善可能な問題であるにも関わらず、それらのせいで学校や仕事に行けなくなる事態になってしまうのは辛いことです。

『香り』に頼らないニオイケアを

イオナチュレ消臭スプレーX
弊社の消臭シリー体臭や洗濯物、空間の独特なニオイを改善するために、香りを重ねて対処する消臭剤が多く市場に出ておりますが、弊社のionature消臭シリーズの中でも特に「ionature《イオナチュレ》消臭スプレーX」は、衣服に付着した中年臭やワキガのニオイなどを分解して消臭することに特化した高消臭タイプの製品です。弊社の金属イオン消臭剤は、すべて香料を含まず、無添加・ノンアルコールの肌や環境に優しく、ニオイを限りなくゼロに近づけます。

誰もがニオイの悩みで苦しむことのないよう、これからも私たちは出来得る限りのお力添えをして参ります。

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